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超音波ハンダ

超音波ハンダ

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モータアルミ線ハンダコーティング

近年、省エネ・クリーンエネルギーの需要が高まり、特に自動車の軽量化は各メーカーの開発競争が高まっています。
中でも部品として多く使われているケーブルハーネスやモータなどは軽量化の手段として、銅線をアルミ線に置き換えることで軽量化を目指す動きが加速しています。

軽量化に適しているアルミ線ですが、伸びやすい・引っ張ると切れる・ハンダが付きにくい・電解腐食しやすいなどの問題があります。
この問題を解決する手段として、当社の超音波ハンダ付け技術を利用します。アルミ表面の強固な酸化膜を容易に除去し、ハンダが付きにくい問題を解決することができます。

アルミ素材にハンダを塗布するには、強酸系フラックスなどを用いて、表面の酸化膜を除去し、アルミ用のハンダを用いてハンダを付けることが一般的です。ただし、ここで用いたフラックスは、周辺環境にダメージを与えるだけでなく洗浄工程が必要となります。また、洗浄に残ってしまった場合には、錆を発生させるなどの悪影響を与えます。
超音波ハンダ付けでは、フラックスレスでハンダを付けることができ、洗浄工程が不要です。

現在では、扇風機のモータアルミ線の端子からげ部分の予備ハンダに、当社製品「超音波部品端子ディップ装置 ACSS-Scudding-2900」を広くご利用いただいております。

製品

  • モータアルミ線
  • IHクッキングヒータコイルアルミ線
  • 電子部品のアルミ端子

工法

超音波ディップ槽にモータアルミ線の端子部分を浸漬させ、ハンダ液中で超音波を発生させることで、キャビテーション効果によりアルミ線表面の酸化膜を除去して、ハンダを拡散結合させます。

装置

超音波部品端子ディップ装置 ACSS-Scudding-2900

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静止型超音波ディップ槽 KDB-150

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